NST(栄養サポートチーム)とは、入院患者さんの栄養状態を把握し栄養管理や栄養状態の改善が必要な患者さんに対し、医師・看護師・管理栄養士・薬剤師・臨床検査技師をはじめとした多岐にわたる専門スタッフが連携し、最適な栄養を提供していこうという医療スタッフのことです。
入院時あるいは入院中に栄養状態の改善が必要と判断され、栄養についての専門的な治療が必要とされる患者さんに対し、主治医とともに我々NSTスタッフが積極的に関わらせていただいております。
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みなさんの栄養状態を把握するため、まず入院時栄養管理計画書を作成しております。 |
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患者さんの栄養状態を的確に判断するため、必要に応じNSTのメンバーが病室に伺うことがあります。 |
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その際、食事に関する疑問点やご意見ご要望などがあれば、なんなりとお尋ね下さい。 |
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「栄養管理を必要とするすべての患者さん」によりよい医療を行うため、みなさまのご協力をお願い申し上げます。 |
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啓心会NSTの概要 |
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啓心会NSTの役割 |
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1 |
栄養管理が必要か否かの判定(栄養アセスメントの施行) |
2 |
適切な栄養管理が施行されているかどうかのチェック |
3 |
適切な栄養管理の提言(適切な栄養ルートの選択) |
4 |
栄養管理に伴う合併症の予防・早期発見・治療 |
5 |
栄養管理上の疑問点(栄養管理の教育) |
6 |
新しい知識・技術の紹介・啓蒙 |
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啓心会NSTメンバーの構成(NST受講者1名 ・ NST専門療法士1名) |
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医師(呼吸器・内科) |
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2名 |
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臨床検査技師 |
: |
1名 |
管理栄養士 |
: |
1名 |
理学療法士 |
: |
1名 |
看護師 |
: |
6名 |
言語聴覚士 |
: |
1名 |
薬剤師 |
: |
1名 |
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啓心会NSTの特徴 |
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啓心会NSTのおもな活動 |
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病棟回診、ミーティング |
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週1回(木曜日) 15:00〜16:00 |
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NST介入症例の栄養評価、血液検査からの栄養状態把握、身体計測、栄養療法の選択等 |
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症例検討会 |
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週1回(木曜日) 15:00〜16:00 |
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回診時に問題となった事項・症例を検討、病院全体における栄養管理に関する問題点の検討 |
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院内セミナー |
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月1回 17:40〜18:10 |
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セミナーは職員全体に対し、栄養療法への関心を高めるために実施する。また、院外関係者や患者さまにも積極的に参加を募り、チーム医療の重要性を理解していただく |
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コンサルテーション |
適宜 |
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NST委員会 |
月1回(木曜日) |
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啓心会NSTの対象症例 |
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NST本体 |
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BMI |
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18.0未満 |
アルブミン |
: |
3.5g/dl未満 |
総リンパ球数 |
: |
800未満 |
体重減少 |
: |
5%/月以上 |
SGA(主観的包括栄養評価)判定 |
: |
中等度・高度の栄養障害 |
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NST報告用紙 |
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入院時栄養管理計画書 |
NST依頼票 |
NST入院時診療計画書 |
栄養アセスメントシート |
NSTカンファレンスシート |
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2005年5月よりNSTの活動が本格的にスタートしましたが、当院のように長期の患者様が中心とする医療施設では、個々のADL、QOL向上など医療の質の底上げが第一目標となり、PEM改善を目標としたNSTの取り組みがひいては顧客満足の充実に繋がるものと考えます。
長期療養患者様の栄養ケアはゴールが見えにくいからこそ、その栄養ケアのプロセスを明確にすることの重要性を認識し、今後も組織的な活動を展開していきたいと思います。 |
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